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それは、本当にあなたのせいですか?
―自分を責めてしまう思考のクセ ―

関村心理カウンセラー

2025/11/25

「なぜこんなことが起きたのだろう」

「きっと私に何か足りなかったのだろう」

 

つらい出来事に遭ったとき、気づけば自分を責めてしまっている。

そんな経験はありませんか。

本当は理不尽な出来事だったはずなのに、いつの間にか矢印はすべて自分へ向き、心は静かに傷ついていく――。

これは、私自身の過去の出来事と、そこから見えてきた「思考のクセ」についてのお話です。

1.つらい出来事のあと、自分を責めてしまうことはありませんか

  • 何か嫌な出来事があると、反射的に「自分が悪いのでは」と考えてしまう
  • 理不尽なことでも、自分に原因を探して責めてしまう
  • 本当は傷ついているのに、強がってしまい気持ちを抑えてしまう
  • 怒りや悲しみをうまく外に出せず、心の中に溜め込んでしまう
  • 「こんな自分だから仕方ない」と自己否定のクセが抜けない

私が中学生の頃、妹と横断歩道で信号待ちをしていたときの出来事です。数人の男子高校生が自転車で通り過ぎ、そのうちの一人が、私に向かってツバを吐きました。

あまりにも突然で、驚きと恐怖で頭は真っ白になりました。けれど次の瞬間、私の思考はある方向へと動き出していました。「私の何がダメだったのだろう」「どうしてこんなことをされたのだろう」

まるで反射のように、“原因を自分の中に探す”思考が始まっていたのです。

虚しさと悲しさで胸がいっぱいになりながらも、私は妹に「今、ツバかけられた」と伝えました。妹はすぐに怒り、「文句言ってくる!」と興奮していましたが、私はそれを止めました。事を大きくしたくなかったのと、そして何より、「しっかりしたお姉ちゃん」でいたかったからです。

本当は、ただ泣きたかった。でも私は、わざと軽く怒ったふりをしました。

2.自分の中に原因を探してしまう思考のクセ

今振り返ると、この出来事は私の“思考のクセ”をよく表していたように思います。何か嫌なことが起きたとき、無意識に「自分が悪いのではないか」と原因を探す。そうすることで、反省し、努力し、成長してきた部分も確かにありました。

もし自分を変えれば状況が良くなるのなら、それは前向きで健全な努力とも言えます。向上心を持ち、成長しようとする姿勢でもあります。けれど問題は、「自分に原因がない場合」でさえ、すべてを背負ってしまうことでした。事実とは関係なく自分を責め続けてしまうと、心は少しずつ疲れ、傷ついてしまいます。

現実には、すべての出来事が「自分の責任」であるとは限りません。けれど私たちは、知らないうちにその境界線を見失ってしまうことがあります。

3.自分を責め続けると起きること

あのとき、ツバをかけたのは誰だったのでしょうか。見ず知らずの私に、何の理由もなく加害行為をしたのは、明らかに自転車の男性です。彼に何があったのか、どんな感情を抱えていたのかはわかりません。でも、それは私の価値とは関係のないことでした。

それなのに私は、こう結論づけていました。「容姿が悪かったからだ」「服装や髪型がダサかったからだ」「こんな私だから、こんなことをされたのだ」

出来事のすべてを、自分の欠点として受け止めていたのです。本来、背負う必要のない感情まで、自分の中へ引き寄せて。

4.カウンセリングで気づいたこと

この思考のクセに変化が生まれたのは、カウンセリングを受け始めてからのことでした。

「あなたが100%悪いわけではありませんよ」

その言葉を初めて聞いたとき、私はきっと目をまんまるくしていたと思います。

自分に起きるすべてを、自分の責任として抱え込んできた私にとって、それは衝撃でした。そして同時に、とてもホッとしたことを覚えています。

少しずつ、「これは相手の問題かもしれない」「これは私のせいではないかもしれない」と考えられるようになり、心のバランスが整っていきました。

 

私たちは時に、必要以上に自分を責めてしまいます。けれど、すべての出来事が「あなたの価値」を決めているわけではありません。

あの日の私は、何も悪くなかった。ただそこにいただけだったのです。

そして今の私は、そう言ってあげられるようになりました。

5.ひとりでは気づきにくい、無意識の思考パターン

思考のクセは、これまでの経験や環境の中で身についたもの。だからこそ、自分ひとりでは気づきにくく、変えることもむずかしい場合があります。

カウンセリングでは、こうした「無意識の思考パターン」に気づき、今のあなたがどんなふうに自分を見ているのかを丁寧にひも解いていきます。

もしあなたが、

・つい自分を責めてしまう

・人の言葉や態度を深く受け取りすぎてしまう

・「私さえ我慢すれば」と思うことが多い

そんな思いを抱えているのなら、それは心からのサインかもしれません。

ひとりで頑張り続けなくても大丈夫です。あなたの心の声を、安心して話せる場所があります。

自分を追い込む毎日から、やさしく寄り添う生き方へ。その第一歩を、始めてみませんか。


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