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落ち込んだ時に思い出してほしいこと

関村心理カウンセラー

2025/11/11

頑張りたいのに力が出ない、元気になりたいのに気持ちがついていかない──

そんなとき、「私は弱い」「迷惑をかけてしまう」と自分を責めていませんか?

落ち込むことは、決して悪いことではありません。
それは、心が「少し休みたい」と教えてくれているサインです。

このコラムでは、落ち込んでしまう自分を優しく受けとめ、
「今はできない」自分にも意味があることをお伝えしています。

無理に元気にならなくても大丈夫。
そのままのあなたで、少しずつ回復していけるように──

この文章が、心をほっとゆるめるきっかけになりますように。

1.「できない」…そこには努力の証があります

落ち込んでいるとき、心の中にたくさんのネガティブな言葉が浮かんできます。「私はできない」「何の役にも立たない」「みんなに迷惑をかけている」──そんな思いに包まれると、自分がとても小さく感じられてしまいますね。

でも、そう感じるということは、あなたがこれまで一生懸命に生きてきた証拠なのです。

「できない」と思うのは、かつて「できていた」経験があるから。誰かのために頑張ってきたからこそ、今の“できない自分”に心が反応しているのです。

もしかしたら、今は少し疲れているのかもしれません。または、もうそのやり方を続けるのが難しいのかもしれません。心や体が、「別の方法を試してみよう」と伝えているサインかもしれません。

「やめたいけどやめられない」「私が頑張らなきゃ」──そんな思いの中で、逃げ場を失ってしまうこともあります。

でも、どうか覚えていてください。その気持ちは、弱さではなく、あなたが真剣に生きているからこそ感じる痛みなのです。

2.落ち込む自分を責めてしまうのはなぜ?

落ち込んでいるとき、私たちは「落ち込んでいる自分」をさらに責めてしまいます。

「どうして元気になれないんだろう」「いつまでもこんな状態で…」そうやって自分を追い込むことで、ますます心が苦しくなってしまいます。

元気でいられない時点でつらいのに、「元気になれない自分」を責める──それが落ち込みの悪循環を生んでしまうのです。

けれど、人は誰でも波があります。心も体も、季節のように移り変わっていきます。落ち込むのは「弱さ」ではなく、「人間らしさ」です。

花がずっと咲き続けられないように、人もまた、ずっと頑張り続けることはできません。落ち込むことは、心が休息を求めているサインなのです。

涙が出ることも、ため息が出ることも、心が「回復しよう」と動き始めている証拠です。だから、今は無理に元気にならなくても大丈夫。「落ち込んでいる自分を責めない」ことが、最初の一歩です。

3.落ち込みのループから抜け出す小さな工夫

ネガティブな思考がぐるぐると回るとき、まるで深い穴の中で出口を探しているような気持ちになりますね。そんなときにおすすめしたい、小さな工夫を3つご紹介します。

a.「今の気持ち」を言葉にする

誰かに話すのが難しいときは、紙に書いてみましょう。「悲しい」「疲れた」「何もしたくない」──たったそれだけでも、心の中の整理が始まります。その思いを責めずに、「今は、こういう気持ちなんだ」と、そのまま受けとめてみましょう。

b.「五感」で“今”に戻る

好きな香りをかぐ、あたたかいお茶を飲む、やわらかい布に触れる、お気に入りの音楽を聴く、少し外を歩く──小さな行動が、思考の渦から抜け出すきっかけになります。

c.「誰かに話す」勇気を持つ

誰かに話すことは、弱さではありません。それは自分を大切にする行動です。安心できる相手に気持ちを伝えることで、心の中にあった重荷が少しずつ軽くなっていきます。

4.“自分のペース”をみつけましょう

落ち込む時期は誰にでも訪れます。でもその時間が長く続くと、「このまま抜け出せないのでは」と不安になるものです。

もし今、そんな気持ちで苦しんでいるなら、どうか一人で抱え込まないでください。

函館カウンセリングRayでは、「無理に前を向く」よりも、「安心して立ち止まれること」を大切にしています。そして、同じようなことが起こったときに、あなたにとっていちばんやさしい方法を一緒に見つけていきます。

落ち込むことは、悪いことではありません。真面目に生きてきた証です。人を思うからこそ、自分を責めてしまう──その優しさも、あなたの中に確かにあります。

だから、今は少し立ち止まって、「自分にやさしくする練習」をしてみませんか?

5.おわりに―今はみえなくても、あなたの中には光があります

落ち込むと、世界が暗く見えてしまうことがあります。けれど、光が完全に消えることはありません。たとえ今は見えなくても、あなたの中には必ず、回復する力が残っています。

涙も、ため息も、すべて生きている証です。心が動いているからこそ、感じられるのです。

どうか、自分を責めずに、少しずつ自分を大切に扱ってください。落ち込んでいる自分も含めて、まるごと受け入れてあげてください。

あなたの心が、また穏やかに息をできるように──その日まで、私はいつでもここにいます。

言葉にならない気持ちにも、
そっと寄り添う

函館カウンセリングRay
心理カウンセラーの関村です。

函館カウンセリングRayは、女性のための心理カウンセリングルームです。

人間関係や生きづらさ、子育て、自分らしさへの迷いなど、さまざまなお悩みに寄り添いながら、対話による心理カウンセリングのほか、風景構成法を取り入れたアートセラピーや、香りを活かしたアロマカウンセリングを行っています。

言葉だけでは整理しきれない気持ちにも、色や形、香りなどを通して、無理なく心を見つめていく時間を大切にしています。

誰かの期待に合わせ続けて疲れてしまった時。本当の気持ちが分からなくなってしまった時。

安心して気持ちを話し、自分自身とゆっくり向き合える“心の休憩所”のような場所でありたいと思っています。

パニックや不安感による心身のつらさを経験したカウンセラーが、あなたのペースを大切にしながら、少しずつ前を向いていける時間をサポートします。

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